アジュマの粘り [民族性]
これもよく聞く台詞。タシハンボンマン トアジュセヨ(もう一度だけ助けてくれ)。タシ(もう一度)と言っているのだから、すでに前にもやっているのだ。しかし「もう一度だけ」と粘る。チェ・ジュあたりが、こう言って、このあとに「オーン」と鼻声を出されたら、それはもうたすけるしか道はないだろうが、アジュマ(おばさん)が市場で値切っているシーンなどすさまじい。日本人では関西系ののりに近い気がする。この諦めない根性がすごいと思う。水に流す日本人との差がでてくるのも必然だろう。
むかしインドを放浪していたとき、日本人と見るとカモと見られて、いろいろな人がよってくるので、慣れてからは韓国人だということにした。当時30年近く前だが、韓国人の出稼ぎの人も多く、そうした人にインド人はよりつかなかった。金をもっていて脇の甘い日本人は一番のお客さんだったのだ。今ではどうだろう。海外旅行に行った日本人はちゃんと自己主張できているのだろうか。面倒だからと金で解決するイージーなやり方をまだやっているのだろうか。韓流ブームでしかも簡単に行ける韓国の人気も高いが、あのアジュマと日本人では、向こうの方が一枚も二枚も上手だという気がする。わたしの経験では、最後には英語やハングルで交渉してもらちが飽かない。迫力がつたわらないからだ。日本語でまくしたてるのが一番だ。イルボンマル バッケ ハルスオンニャゴ ウェイ
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