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センス [文化]

おそらく日韓の文化は6~7割が共通し、残りが違うという感じではないだろうか。大阪だけを考えると8割ぐらい共通するかもしれない。この共通部分が多いというのが逆にやっかいなところがあって、ああ同じだなあと思っていると急に違う文化にぶつかったりするので、まったく違う文化より気になってしまうことがある。
初めて来日した韓国の人に日本の印象を聞く機会があったが、まっさきにおっしゃったのは街が地味だという答えだった。なるほどドラマなどでソウルをみているとやたら大きく掲げられたハングル文字の看板などが目立つ。日本では会社や大学、大きくなればなるほど看板の文字は小さくする。奥ゆかしくなければならないのだが、あちらから見ると、何をすましているのかという感じになるのかもしれない。
ファッションについてもあちらの方は挑戦的でいろいろ見せてくれるが、男がノースリーブでネクタイとなると、ちょっと引いてしまう。挑戦だから成功もあるが失敗もあるというところだろう。それに比べると日本人は保守的だ。ドラマに出てくる社会人はコンサバのダークスーツと決まっている。目だってはいけない社会だからだろうか。
時代劇でも衣装の色合いの豊富さに目を奪われる。日本からの韓国へ輸出したドラマでは「大奥」がうけているそうだが、確かにあれが当方ではもっとも華やかな衣装が登場するドラマである。歌の歌詞などによく出てくる言葉に、アルンダウンという語があるが「美しい」と訳すだけでは不足なのだろう。すべてにおいてすばらしい状態を表しているようだ。アルンダウン セサンイル ポゴシッタ。

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