ピアノ [韓国ドラマ]
キム・ハヌルつながりだが、最初に見た韓国ドラマは「ピアノ」だった。キム・ハヌル演じるスアは、いつもヒステリー状態で、どうしてこの人を好きになるのだろうか、などと思ったものだが、芸達者なチョ・ジェヒョンの演技に惹かれていった。とりわけ3話か4話ぐらいだったろうか、この人の演ずるオククアンのプロポーズシーンシーンはなかなか新鮮で泣かせた。近所の噂を払拭するために思いがけないあこがれの女性からの結婚の申し出。それでも互いに嘘はつかず甘いムードもないが、これがオククアンを変えるのだ。雪の中に結婚指輪をいれて渡したり、ケーキの中にしこんだりしない。
オククアンはヤクザもまともにできない徹底した馬鹿だからこそ、子供ができるとまた馬鹿正直な愛し方しかできない。そこに却ってリアリティがある。
オククアンはヤクザもまともにできない徹底した馬鹿だからこそ、子供ができるとまた馬鹿正直な愛し方しかできない。そこに却ってリアリティがある。
これを最初に見たものだから、プサン方言を本来のハングルと思ってしまった。慣れとは恐ろしいもので、子供のときから洋画の吹き替えを見ているから、西欧人が日本語をしゃべるのはなんとも思わないが、韓国ドラマは最初から原語で見ているので、テレビなどの吹き替えで日本語を話していると不自然に感じてしかたない。それにしても韓国ドラマはこうして子供時代から登場人物の縁を描くことが多い。それだけ濃密な人間関係が描かれる。ただ「ティチャングム」の子役が成長しても決してイ・ヨンエさんの顔だちになることはないと思うのだが、そこらへんはあまり韓国人はあまり気にしないようだ。またそれだけに長い年月を描くのだから、登場人物のキャラクターに加齢のメークなどをしてもよさそうだが、これもそんなに気にならないらしい。トラウマヌン ハングゲマルロ パヤジ。
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