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ファンタスティック・カップル考2(言語) [韓国ドラマ]

このドラマがさまざまな流行語を生み出したことは、韓国のサイトを見るまでもなく、想像に難くない。コラージハゴヌン(かっこうといったらー最低ねー)というフレーズは形にこだわるいかにもサンシルらしいもので、実際には相手に使った場合どれほど失礼にあたるのかはわからないが、使ってみたい。
実はこのフレーズより面白いことは、このヒロインはたった一度でも「オッパ」と言わないことだ。韓国のドラマでこれは珍しい。確かにこのキャラクターでは男に媚を売るような言葉は使えないだろうが、それにしても他に類を見ない。
他にも忘れられないのが、ケ(犬)だ。コッスンという名の飼い犬が出てくるのだが、これを、イバ・ケと呼ぶ。どこの世界に野良ならともかく飼い犬を「おい犬」と呼ぶ人がいるだろうか。もしこれも流行語になったのなら、韓国の犬は相当戸惑ったのではないだろうか。
他にも、子供を「エドラー」と呼ばずに「オニドルー」というとか、コッタバル(花束)とあだ名をつけられた恋敵は、人扱いではない。それだからこそ、最終話にこの人を本名で呼ぶところシーンは視聴者を驚かせるのに充分だ。ちなみにこのドラマの中で、サンシル(チョ・アンナ)が敬語を使うのはケジュアジュマに対するときだけだ。アジュマ手づくりのマッコリ目当てなのか、唯一サンシルを叱ったアジュマに一目おいているのかは微妙だが。イバケ、チベチッキョ。

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