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タッチャ [韓国ドラマ]

ファンタスティック・カップルでも、花札の場面でサンシルにチャン・チョルスが「ナ・タッチャ」(名人・いかさま師ー達者の読みか)と何度も繰り返すのを不自然に思っていたのだが、ハン・イェッスル氏が「タッチャ」というドラマに出ていることからだと最近分かって溜飲が降りた。
また、チョ・アンナが社員がやっている花札の寺銭を聞いて、サンシルのときにやっていたよりも200ウオン高いことを、微妙な表情で悔しがる場面がある。なににしろ負けるのが嫌なのだ。
この花札は宣教師が日本に持ち込んだトランプに源流があるようで、その後何度となく禁制を受けるたびに絵柄を変え、大正時代に現在の絵柄に落ち着いたようだ。桐の赤に任天堂の商標が刷り込んであるところから、この商標権は任天堂がもっているらしい。
占領時代朝鮮にもちこまれた花札は、あちらの人のこのみにあったのか、日本より韓国の方がずっと盛んになった。ドラマにも多くでてくる。ともかく要するに家族で遊ぶには、ばかっぱなは単純なルールで子供でも参加できる。そうした状況が日本からなくなったということではないのだろうか。
ちなみに私の祖母は、こいこい(花札)のタッチャであった。子供の時にはいつも祖母のそばでこのゲームを見ていたが、彼女は強かった。そして勝負のたびに寿司を取るのだ。わたしはそれが目当てでもあったが、あるときばあさんはそのわけを教えてくれた。醤油の小皿がポイントだったのだ。それを手前をおいて配札をするとき、彼女は札を小皿の醤油に映して相手の手札をつかんでいたのだ。そういう思い出も本当に昔ばなしになったが、韓国では現役なのだろう。

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