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草薙剛氏の逮捕について [社会]

草薙剛氏の公然わいせつ罪での逮捕と報道について憤懣やり方ない。
まず深夜の公園という誰も見ていないところで裸になって、何か「公然」なのか。氏は逮捕時に「裸になって何が悪い」と言ったと伝えられているが、その通りで、人の見ていないところで裸になって逮捕されるなら、日本人は風呂にも入れない。警官に反抗したとも伝えられているが、それなら公務執行妨害で、名誉を毀損するハレンチ罪を押し付けるいわれは何もない。どう考えてもこれは泥酔者として保護するべき状況であったろう。この程度の失敗を若いときにやらなかった大人を探すのは難しい。
加えてマス・メディアの対応は最低の一言だ。警察発表を鵜呑みにして、魔女狩りのような報道で氏の名誉を著しく傷つけたばかりか、警察の過剰対応への批判などの社会的視点も欠き、サリン事件で河野さんを犯人にしたてた放送の反省もまるでない。あまつさえ一社でも違う視点で報道する社があれば救いもあったが、相変わらずのみんなでわたれば怖くないとの横並び報道である。また人気とりのためにこれを唾棄するような批判コメントを出した国務大臣までいて、マス・メディアと政治家の未熟さだけを示した。
これについては国民の方が冷静だったようで、それを察したマス・メディアは翌日から何もなかったかのように報道姿勢を変え、その変化についての説明はない。当の政治家は発言を訂正した。この無節操ぶりや思慮のなさは一体なんなのだろう。

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コンジュッピョン(お姫さま病) [社会]

「雪の女王」でもポラが自ら自分のことをコンジュピョンというシーンがあるが、コンジュッピョンとは過保護に育てられてわがままになった女性の性格を表す。日本もかなりの過保護社会だと思うが、韓国はさらにこの傾向が強い。まして最近の少子化傾向がこれに輪をかけている。受験の過酷さも日本以上だが、日本のセンター試験に類するような試験の際など、交通もコントロールして受験生を遅刻させないような取り組みが報道されたりする。これなども社会全体で受験生を保護しているようなものだ。最近「ワンジッピョン」という言葉もあることを知った。「王子さま病」、つまりこれの男性版だ。

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チョンゲチョン再生の信念 [社会]

昨年、大統領選挙に当選したイ・ミョンバク氏だが、その政治的立場には詳しくない。ただ彼がソウル市長時代に実現したチョンゲチョン(清蹊川)の再生プロジェクトに関しては評価されるべきだと思っている。東京の隅田川のように高速道路の下においやられ、まるで下水道のようになっていた川を市民の憩いの場として再生させた。このプロジェクトは並大抵のものではない。関連する問題は山積していることは容易に想像できる。氏は実にこのプロジェクトのために4000回の市民対話をもったそうだ。とにかく信念の人であることは確かなようだ。保守であろうと革新であろうと、特に日本の政治家に欠けているものがこれではないだろうか。

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電脳社会韓国 [社会]

韓国は世界有数の電脳社会である。日本はこれにはかなり遅れをとった。原因は戦艦大和NTTがブロードバンドにインフラ整備に時間のかかる光にこだわったことと、i modeに代表されるケータイネットが先行したことだろう。そうやって日本がごちゃごちゃやっているうちに、韓国はインフラの必要のないADSLを広めコストを下げて一気にネットを大衆化した。そして今では政治にもっとも影響力をもつものがネットだとされている。もともと韓国は地域性が強く、その土地の有権者はその土地の立候補者にしか投票しないといわれてきたが、ノ・ムヒョン大統領選挙からはネット社会はこれも変えつつある。

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タグ:選挙
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