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もう一度だけ [慣習]

ドラマなどを見ていると、よく「もう一度だけ許して」とか「もう一度だけ待って」とか、サチオッチャに頼んでいるシーンがでてくる。この粘りには感心する。「もう一度」というのだから、すでに何度かやっているにも拘わらず、まだ粘ろうというだから。これに比べると日本人は淡白だと思う。
日韓交渉の折りなどには、これを逆に利用してみてはどうか。韓国政府に対して「ね、もう一度だけ眼をつむって」とか。駄目か。
しかし、「もう一度だけね」と言って、そのあとにチェジュさんなどが、「オーン」と甘く続けられたら、認めるしかないだろう。タシ ハンボンマン トアジュセヨ オーン。
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洗濯 [慣習]

よく韓国ドラマを見ていると、洗濯物を足でふみつけて洗うシーンが出てくる。事情を知らないと、韓国では洗濯機が普及していないのかと思う人もいるようだ。洗濯機はもちろん普及している。がしかし汚れを徹底的に落とすことにこだわっているのが理由らしい。踏みつけて洗って、それから洗濯機を使うなどと二重の作業をする人もいるらしい。
実は昔となりに住んでいた在日の人に、白い選択物を白くするために洗濯物を煮るということをおふくろは教えてもらい、しばらく我が家でもやっていた。石鹸のない時代から灰汁につけたあとこうして煮て、白くすることを昔から韓国ではやってきたらしい。どうも日本人の方が清潔好きかと思ったが、あちらのほうがまだ上だ。
最近ではこれを自動化した煮沸洗濯機なるものがあるらしい。煮沸と洗濯を同時に行える世界でもこの国にしかないと思われる家電である。

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タグ:洗濯
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間合い [慣習]

このあいだ韓国ドラマを見ていたら、若いお嬢さんがタクシーを捕まえ、当たり前のように助手席に乗っていくシーンがあった。男がそうするシーンは何度か見たので、タクシーの助手席にのることは知っていたが、若い女性までと思って少し驚いた。
韓国で発売されている日本観光の手引きには、日本では人と人の間に一定の空間をとる習慣があるので、必要以上に人に近づきすぎないようにとの注意が書き加えてあるそうだ。
そういえば、ドラマを見ていてもあちらでは家族同士のスキンシップやハグが多いし、大人の兄弟がひとつの布団で寝ていたりする。人と人の間合いは密接なようだ。

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タグ:タクシー
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ペット事情 [慣習]

フォンタスティック・カップルのサンシルは最後まで、コッスンという名の犬を「ケ」(犬)としか呼ばず、記憶がもどってからはかつての愛猫を「プリンセス」と人のような名前までつけて可愛がる。その落差がまた面白いのだが、このような愛猫家は韓国では少数派のようだ。
昔ハングルを習っていた韓国人のソンセンニン(先生)の話では、日本の化け猫伝説のようなものがあって、韓国ではあまり猫をペットにする人は多くないということだ。弟も渡韓したときほとんど猫の姿を見なかったという。
一方犬はペットとして人気だが、かの地には犬を食べる習慣もある。

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タグ:ペット
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イさん、キムさん [慣習]

前記のドラマ「ジュリエットの男」のワンシーンにキム課長を探して会議に乗り込んだのはいいが、キムカジャンニンと呼びかけると5人ぐらいが手をあげ、いらいらする場面がある。韓国でもっとも多い姓はイさんだが、キムさんは第2位だ、しかもすべての姓の種類は270ぐらいだと記憶している。わが国では姓の種別は確か数十万の単位になると思う。
この傾向は中国でも見られるが、家系の熾烈な生き残り競争の結果ではないだろうか。前記もしたが、儒教では家族が最小単位とみなされる。家柄の意識は日本などより強い。かくして強い家系は生き残り、弱い家系は淘汰されていった。それに対し家系を残すことは考えてもそれを強大にすることは、日本人はあまり考えなかった。徳川さんなど会ったこともない。また明治維新で自由に姓をつけることができたのも原因だろう。
だから韓国では人を呼ぶときには姓と名、ともに呼ぶ。日本人の場合は長すぎるので姓だけになるようだ。しかし俳優のスエさんとかコスさんは、エとかスという名前なのだろうか。

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タグ: コス スエ
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ためぐちは許さない [慣習]

これもよくでてくる表現で、「どうしておまえため口(パンマル)なんだ。何歳なんだ?」と1歳の違いで、友達(チング)から先輩(ソンペ)になってしまう。年長者、目上の人を敬うことは、最近薄れたとはいえ、やはり強い。親父(家長)の権威も日本より強い。おとうさんが犬のCMなど流したら、抗議が殺到するのではないか。サンガノ オプスジマン あのCMはセンスが陳腐で、ソフトバンクの何でもあれ、の商法を象徴しているようで好きになれない。
また一人息子でも、「俺の母親」と言わないで、「うちの母親」(ウリオモニ)というような言い方をする。つまり個人ではなく家族が国の最小単位だという考え方の残滓であろう。これらは儒教の影響が大きいといわれる。李王朝が徹底的に仏教を排斥し、儒教を称揚した影響があるのかも知れない。だから肉食もさかんで、平均体格では日本人を上回る。

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韓国ドラマからパクる [慣習]

韓国ドラマの成功のひとつのカギは間合いの共通性ではないかと思う。同じアジアの作品でも中国、いわゆる華流のものは、どこか間合いがすれるような気がする。とにかくそういうところは日本と韓国では共通点が多いのだろうが、もちろん違うところも多い。しかしこれ使えそうだぞ、と思うような慣習もでてくる。例えば人にものをあげるとき、相手が遠慮した場合など「早くうけとれよ。手がいたいよ」などという。これなんか使えそうだ。けんかになると「セッキャ」の連発であれはどうかなと思うが、過日けんかのときに使う言葉をパクって使ってみた。

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タグ:犬のくそ
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